【コラム】R8年4月から変わります~自転車の罰則強化、知っていますか?~🚲
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パワーネットHP内お知らせ欄で皆様の身近な法改正や労働者の方に関係のあるトピックについて、
一緒に理解を深められるコラムを不定期ですがお届けしていきたいと思います(^^)/
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記念すべき第1回目の内容は「R8年4月から変わる、自転車の罰則強化」についてです!
日頃、身近な交通手段として通勤やちょっとした移動に自転車を使っている方も多いと思いますが、
実はR8年4月から、自転車の交通ルールが少し厳しくなります。
「知らなかった…」とならないように、今回はその内容をわかりやすくご紹介します。
-罰則強化背景
警察庁によると、近年交通事故全体の件数が減少傾向にあるなか、自転車関連事故は横ばいで推移しているのに対し、自転車と歩行者の事故は増加傾向にあります。また、自転車と自動車の事故は自転車関連事故の8割を占め、自転車乗用中の死亡、重症事故の75%は交通違反が自転車側にあったとされています。
自転車は「軽車両」であるという認識を持たない利用者が依然として多いことから自転車に対する取り締まりの強化の必要性が高まってきたことが背景にあります。
そのため従来は基本的に現場で「自転車指導警告表」(いわゆる黄色切符)などの交付と指導、危険性の高い悪質な違反の場合は検挙を行い「告知表・免許書保管証」(いわゆる赤切符)が公布され、裁判で有罪となると罰金の納付、「前科」の付く刑事手続きによる処理のいづれかでした。
しかし今回、黄色切符では抑止力が薄いが、赤切符では違反者に前科がつく可能性があることと、
対応の難しさがあったことから、青切符の導入が決定されました。
-青切符とは
比較的軽微な交通違反に対し交通反則告知書が交付されます。この用紙が青色のため”青切符”と呼ばれます。
この制度の特徴は反則金の納付によって刑事処分を免除され、前科がつくことはありません。
-青切符の対象とされる自転車の主な違反行為と罰則金
①運転中のスマホ等の使用(注視も含む)・・・12,000円
②信号無視・・・6,000円
③通行区分違反・・・6,000円
④横断歩道歩行者等妨害等・・・6,000円
⑤通行禁止違反・・・5,000円
⑥歩行者用道路徐行違反・・・5000円
⑦通行帯違反・・・5,000円
⑧公安委員会遵守事項違反・・・5,000円
⑨歩道徐行等義務違反・・・3,000円
主な9個の違反内容を上げましたが、字面だけ見ると何のこと?(; ・`д・´)となる表現。
特にわかりにくい項目を簡単に説明すると、
③ 自転車も「軽車両」なので車と同様に原則として車道を通行すること、その際は左によって走行すること
④ 横断歩道でも車と同様、歩行者の横断を妨げないよう横断する歩行者がいる場合には一時停止すること
⑤ 一方通行や車両進入禁止の標識がある場合は逆走や禁止区域の走行をしないこと
⑥ 通行が認められる標識がある道路では、歩行者に注意して徐行すること
⑦「自転車用専用」と書かれた自転車専用通行帯が設けられていたら、そこを通行すること
⑧ イヤホンやヘッドホンを装着したままの運転や、傘さし運転による片手運転の違反
(ただし片耳のみのイヤホンや骨伝導型等周囲の音が認識できるものについては違反にはならない)
⑨ 自転車で歩道を通行する場合にも、歩道の中央から車道寄りを徐行し、歩行者の通行を妨げることになる場合は一時停止しなければならない
(ちなみに青切符の対象となるのは16歳以上とされています。16歳未満は従来通り黄色切符等での指導。)
このように身近な乗り物である自転車のルールを普段しっかりと確認する機会はなかなか無いのですが、
この機会に改めて自転車の交通ルールを確認して、しっかり守れるようにしましょう。
特に通勤、通学中に起こった事故に関しては、ご本人の体調以外のあらゆる日常の場面にも影響を及ぼす可能性がありますので、
勤務先や学校の通学・通勤交通規定もしっかり確認しておくといいですね(*’ω’*)